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2017.05.10

擬人化について

 

こんばんは、ミト屋中村です。

 

今日のお昼頃のこと。

 

シトシト雨がひとまず上がり、通園生のひまりと銀を連れて散歩に出たところ、ひとりの女性に声をかけられました。

 

それは犬に関する困り事の相談でした。

 

赤ん坊(人間の)が産まれたばかりなのだが、赤ん坊が泣いたり動いたりすると
犬が吠えて困る、気を引こうとしているのだろう、という内容でした。

散歩への出発直後で大張り切りのひまりと銀に盛大に引っ張られながらだったので、

まあいずれ落ち着くでしょう、くらいの返答しかできませんでした。

 

ところで、

最近よく言われるようになってきた「犬を擬人化すべきでない」ということ。

 

これにはいろんな要素があって、書き出すとキリがないのですが、

犬に洋服を着せることを指してそういう人もいたりするのですが、服には

暖めたり、冷やしたりする機能もあるわけで、それはそれで良いと僕は思います。

 

可愛いから、、と言って着せるのはどうかとも思うけど、いずれにしろそんなのは

大した話ではありません。

 

一番大きな問題としての擬人化は、

人は、犬の気持ちを人と同じように考えてしまいがちだということでしょう。

 

僕は、先に述べた犬が、飼い主さんの気を引きたいがために吠えているのだとは思いません。

そういう持って回ったような思考回路は犬にはないと思います。

 

単純に、怖いからどっかいけ!的なことか、怪しい不気味な存在の発生を周囲に知らせようとしているか、でしょう。

 

この件については実際に見てないので本当のところはわかりませんが、人は犬の行動の理由を考える時に、人の感覚で考えがちです。

 

嫌がらせのためにおしっこミスをするとか、嫌がらせのために家具にいたずらするというような話は典型的ですが、そんな犬はいないです。

 

犬の行動の理由を読み間違えると、対処方法を誤ります。

 

犬を犬として見て、理由を考える必要があり、そうしない限りは正しい対処ができません。

 

 

もうひとつ、僕が問題だと考える擬人化は時間感覚。

 

犬は人間と違うスピードで年をとります。

 

人間の時間感覚で見てしまうと、10年前後で死んでいってしまう犬は子供のまま死んでいく、という

ことになるでしょう。

が、犬は1年もするともう大人です。

 

人が産まれて成人するまで、すごく大事ですよね。

幼稚園や保育園から小学校、中学校・・・アレもあり、コレもあり、、様々な経験を重ねて大人になりますね。

 

犬が1年外に出ずに育ったら、それは成人まで外に出ず育ってしまった人と同じことで、そこから「さあ頑張って外で家族以外の人と仲良くやりましょう!犬と仲良くやりましょう!」と言われてもそれはそれは大変なわけで、最終的に上手くいけば奇跡的、くらいの話でしょう。

 

成犬になるまでの最初の1年、それも前半は特に大事です。

 

我々人間ですから、人間の感覚で見がちなことは仕方ないのですが、犬のことは意識的に犬目線で考えるようにしたいですね!

 

今日は擬人化のおはなしでした。

 

ミト屋中村

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