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2017.06.20

場面般化(ばめんはんか)でどこでもデキる犬に!

 

こんにちは、ミト屋中村です。

 

家ではしっかりマテできるのに、外ではうまくいかない・・・こんなお話をよく聞きます。

 

これは「場面般化(ばめんはんか)」がなされてないからです。

 

外は、家の中と違って刺激に満ちています。なので、犬の心持ちが全然変わります。

 

家の中で出来ることが外でできないのは当たり前なのです。

 

ではどうするか?

 

これはもう、急がば回れ、しかありません。

 

・まず家の中で100%出来るようにする。

・次に家の中の外が見える場所、窓際などで100%出来るようにする。

・玄関で100%出来るようにする。

・玄関でたところで・・

・庭で・・

・庭を少し出たところで・・

・人通りがあるところで・・

・人がたくさんいるところで・・

・犬通りがあるところで・・

・犬がたくさんいるところで・・

・人犬がいるところで・・

 

といった具合に少しずつステップアップしていきます。

 

犬のトレーニングをじっくりやったことがある方ならわかると思いますが、「急がば回れ」が結果的に一番早いです。

 

かといって、同じレベルをなんども続ける必要はなく、クリアできたらどんどん進んでいきます。

トレーニングにはリズムも大事で、「少しずつを急ぐ」って感じが良いです。

 

また、失敗させないことも重要です。

 

レベルを上げて失敗するようなら、そこでしつこく失敗させ続けるのではなく、あっさりレベルを戻して成功させます。何度か成功して犬が気を良くしているうちにまたレベルを上げてみる。

 

そんな感じで進めていくことで、どこでもデキる犬になっていきます。

 

刺激の高まりにあわせて、使用するトリーツ(ほうびのおやつ)の魅力を上げていくと、より効率が上がります。

 

そういう魅力的なおやつは、その魅力を保つために、ここぞという時にしか使わないようにします。

 

さて、

 

無事に場面般化された犬は、外でも指示に従える犬になります。

 

これというのは、平常心でなくても指示に従える犬になったということでしょうか?

 

 

ひょっとしたらそれは逆で、外でも平常心で居られる犬になったということなのかもしれません。

 

場面般化トレーニングにはそんな効果もあるように感じられます。

 

外で落ち着かない、飼い主そっちのけで引っ張りまくる、興奮して吠える、、、そんな場合にぜひ試してほしいトレーニングです。

 

ミト屋中村

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2017.05.16

がんばれターチ

 

こんにちは、ミト屋中村です。

 

今日はターチの最終日、ミト屋に宿泊して6日目。

 

同じくシェルター出身のリオとのんきに戯れています。

IMG_5858

 

さて、

野良犬生活を送っていたターチは、保護施設を経て新たな飼い主さんに迎えられたわけですが、新たな生活場所は有料老人ホーム。

 

老人ホームを経営する企業様が新たに「犬連れで入所できるホーム」を開所されるそうで、そのホームのマスコット的存在として生活する予定です。

 

犬と入所できるホーム・・・犬を飼う上での大きな大きな悩みが一つ解消されますね。

 

ターチを預かる時にいろいろお話を聞いたのですが、犬や猫がいると老人の表情が変わるそうですね。

それはそうだと思います。

 

老人ホームは全国に約4万箇所あって、それぞれのホームが1頭ずつ保護犬を迎えられたら、その数だけ保護犬の命は助かり、ホームにも良い効果がある。

 

ターチを成功例として、そういう動きが全国的に広がっていけば良いな、というお話でした。

 

少々臆病なターチ、日を追うごとに表情が和らぎ、陽気になり、ずいぶんミト屋に馴染みました。

 

臆病であっても、それが人や犬に対する攻撃性にまったくつながらないところはなんといってもターチの素晴らしいところ。

 

まだまだ若いし、今のうちにいろんな経験を積めば立派なマスコット犬になるでしょう。

 

これからの活躍を見るのが楽しみです。

 

こちらのホームではこの取り組みを成功させるために犬専属のスタッフも検討されているようです。

 

なんらかの形で関われないかなあー。

 

ターチ、もう腐れ縁やで、覚悟しとけー!

 

 

ミト屋中村

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2017.05.10

擬人化について

 

こんばんは、ミト屋中村です。

 

今日のお昼頃のこと。

 

シトシト雨がひとまず上がり、通園生のひまりと銀を連れて散歩に出たところ、ひとりの女性に声をかけられました。

 

それは犬に関する困り事の相談でした。

 

赤ん坊(人間の)が産まれたばかりなのだが、赤ん坊が泣いたり動いたりすると
犬が吠えて困る、気を引こうとしているのだろう、という内容でした。

散歩への出発直後で大張り切りのひまりと銀に盛大に引っ張られながらだったので、

まあいずれ落ち着くでしょう、くらいの返答しかできませんでした。

 

ところで、

最近よく言われるようになってきた「犬を擬人化すべきでない」ということ。

 

これにはいろんな要素があって、書き出すとキリがないのですが、

犬に洋服を着せることを指してそういう人もいたりするのですが、服には

暖めたり、冷やしたりする機能もあるわけで、それはそれで良いと僕は思います。

 

可愛いから、、と言って着せるのはどうかとも思うけど、いずれにしろそんなのは

大した話ではありません。

 

一番大きな問題としての擬人化は、

人は、犬の気持ちを人と同じように考えてしまいがちだということでしょう。

 

僕は、先に述べた犬が、飼い主さんの気を引きたいがために吠えているのだとは思いません。

そういう持って回ったような思考回路は犬にはないと思います。

 

単純に、怖いからどっかいけ!的なことか、怪しい不気味な存在の発生を周囲に知らせようとしているか、でしょう。

 

この件については実際に見てないので本当のところはわかりませんが、人は犬の行動の理由を考える時に、人の感覚で考えがちです。

 

嫌がらせのためにおしっこミスをするとか、嫌がらせのために家具にいたずらするというような話は典型的ですが、そんな犬はいないです。

 

犬の行動の理由を読み間違えると、対処方法を誤ります。

 

犬を犬として見て、理由を考える必要があり、そうしない限りは正しい対処ができません。

 

 

もうひとつ、僕が問題だと考える擬人化は時間感覚。

 

犬は人間と違うスピードで年をとります。

 

人間の時間感覚で見てしまうと、10年前後で死んでいってしまう犬は子供のまま死んでいく、という

ことになるでしょう。

が、犬は1年もするともう大人です。

 

人が産まれて成人するまで、すごく大事ですよね。

幼稚園や保育園から小学校、中学校・・・アレもあり、コレもあり、、様々な経験を重ねて大人になりますね。

 

犬が1年外に出ずに育ったら、それは成人まで外に出ず育ってしまった人と同じことで、そこから「さあ頑張って外で家族以外の人と仲良くやりましょう!犬と仲良くやりましょう!」と言われてもそれはそれは大変なわけで、最終的に上手くいけば奇跡的、くらいの話でしょう。

 

成犬になるまでの最初の1年、それも前半は特に大事です。

 

我々人間ですから、人間の感覚で見がちなことは仕方ないのですが、犬のことは意識的に犬目線で考えるようにしたいですね!

 

今日は擬人化のおはなしでした。

 

ミト屋中村

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